またぼちぼちと更新していければいいなと重い体、いえ腰を上げた次第です。
4月17日は北九州交響楽団の本番でした。
前回のグランフィルに続いて、結構地元で演奏会をさせて頂き、ありがたい限りです。
場所は北九州芸術劇場。「げいげき」繋がりで小倉は福岡の池袋と呼ばれています(呼ばれていません)
実は北九響自体とても思い入れのある楽団で、当時北九州で唯一のオーケストラということもあり、小さい頃から足を運んでいた演奏会でした。
まさか自分が携わる事が出来るなんてつゆにも思わなかったです。
ぽかんと口を開けながら演奏を聴いている当時の健人少年に教えてあげたら多分相当興奮してたんじゃないでしょうか。良かったね。
プログラムは魔笛序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィチの交響曲第9番。そしてアンコールに眠れる森の美女のワルツ。
チャイコフスキーは同郷の中村太地さんと。素晴らしく良い音でした。グァルネリももちろんそうですが、それを弾きこなす中村さんの技術に圧倒されながら臨みました。
本番終わってすぐ、興奮冷めやらぬ時です。ソリストアンコールのバッハもピアソラも凄かった…!
魔笛、ショスタコーヴィチとEs durの曲が二曲。同じ調なのに受ける印象は全然違います。
ショスタコーヴィチは僕にとっても挑戦的なプログラムでありました。このご時世だということもあり、割とメッセージ性の強いこの曲をどう解釈して皆さんと作り上げるか、やりたいことはあっても理解されなければその行動は無に帰します。
ありがたいことに演奏会ではたくさんのお客さまに来ていただくことができました。嬉しいお言葉もたくさん頂き、なんとも感無量です。
余談ですが、僕は生粋の北九州民だと自負しております。トイレはTOTO、地図はゼンリン、青いお空が欲しいのね?と聞かれたら飛ばしてごらん!と即答できます(なんのことやら)
そんな大好きな北九州で演奏会ができる事だけで僕としては幸せなのです。
大好きな人が沢山いるこの街に音楽を届けられるようにこれからもしっかりと頑張りたいと思います。
書家の団員さんが書いてくださった楽屋案内。正直持って帰れば良かったと今でも後悔しています!
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